2019年 09月 28日
赤ワインが素敵な季節となってまいりました。 小布施ワイナリーさんの 『 オーディネール 赤 2016 』 をいただきました。 これ、いただきものです。 アルコール度数は、13% 。 色は、鮮やかなルビー色。 で、濁りは、ありません。 裏のラベルを見ますと、このワインにするためのブドウの品質にこだわっていらっしゃることが記述されております。 全文を記述させていただきます。 「 ドメーヌカクトウ(カクトウ農園)は私達が尊敬する佐藤父子の父 宗和氏が栽培しているワイン畑です。 またドメーヌカクトウのオーナー大久保氏はおしみないワイン畑の投資を続けています。この畑は小布施ワイナリー自社農場(Domaine Soga)と隣接し微気候や土壌の物性もほぼ同じ。栽培も小布施ワイナリーと同じヨーロッパ式の垣根仕立てです。ただ面白いことにこのワインは Domaine Soga のワインとは個性が異なります。飲みいただければ如何にヴィニュロンの思想と土壌がワインに反映するかがお解りいただける筈です。佐藤父子とは毎朝畑で会えるため葡萄の品質連携し、醸造は小布施ワイナリー(soga pere et fils) が葡萄の個性を削がないよう責任をもっておこなっています。」 引き続き、造り手のこの年のこのワイン醸造への考え方ことの記述がありますので、記述させてもらいます。 「 2016年は酷暑と収穫時の降雨により難しい秋でしたがワイナリー内の選果を例年以上に行い腐敗果を処分しました。また濃い色合いを求めず最低限のピジャージュ、低温ホールベリー発行をしました。「すべて出し切らずに絞り粕を捨てるなど勿体ない」との考えもありますが余力を残した醸造は飲み手に「癒やし」をもたらすこともあるかもしれません。」と。 なんとまあ、造り手のこのワインに対する思いが籠っていることか、と思わざるを得ません。 そのことは、以上の記述の後に、 「相変わらず自意識過剰かつ押しつけがましく言い訳がましい文言、さらに同意反復など不適切な文法ご容赦ください。」と申し訳なさそうな文章が書かれています。 ところで、本題、飲んだ感想ですが、 コルク栓、長いです。 香りは、穏やかなベリー系の香りです。思ったより香りが軽いでしょうか。小生が知っているメルロー種特有の土っぽい香りは全く感じないので、上品に思えます。 味は、程よい酸味で、軽いです。 バランスは、素晴らしいのではないでしょうか。 至福の一杯です。 #
by kintokijp
| 2019-09-28 12:12
| ワイン類
2019年 08月 31日
8月も、今日で終わりですね。 今年、4月16日に数量限定で発売となったサントリーさんの 『 碧Ao 』を取り上げてみます。 最近では、ときどき見かけるようになりました。 紺碧の意味の『 碧 』と言うことでしょうね。 その通りでしょうか、パッケージも、ラベルも、紺碧色の『 碧 』です。 ボトルは、変形五角形です。 このウイスキーが目指したものは、「五大ウイスキーの調和」だそうです。 これは、大胆な挑戦だと思いました。特徴が異なるそれぞれの地域のウイスキーを合わせ万人に楽しんでいただける、と言うのは、選択するウイスキーやそのブレンド比率、この二つをとっても大変難しいと素人でさえ思えるからです。その困難を成し遂げ、製品とされたことにリスペクトします。 同梱の冊子には、「 碧Ao 」の原酒を生み出す、世界の蒸留所を紹介します、と記述され、 ◎スコッチでは、「 アードモア蒸留所 」と「 グレンギリー蒸留所 」、◎アイリッシュでは、「 クーリー蒸留所 」、◎アメリカンでは、「 ジンビームクレアモント蒸留所 」、◎カナディアンでは、「アルバータ蒸留所 」、そして、サントリーさんの「 山崎蒸留所 」、「 白州蒸留所 」が記載されています。 ・アルコール度数は、43%。 ・色は、濃いめの褐色です。 ・トップノートは、パイナップル、熟したパイナップルの香りがします。そして、バニラの香り、さらにウッディな香りと、それらが複雑に混じります。甘い香りです。 ・味は、甘やかで、パイナップルのような感じ、その後にピリピリとしたスパイシーな胡椒のような感じで、ウッディな味わいです。全体として、甘い感じです。 ・余韻は、長いと思います。甘さが続きます。 まだまだ、暑い日が続きますので、炭酸で割ったら、どうか、水割りでどうかなどと試してみたいと思います。 個人的には、ちょっと甘さが際立つウイスキーだと思うのですが、如何でしょうか? #
by kintokijp
| 2019-08-31 14:49
| ウイスキー
2019年 07月 29日
「 ボウモア 9年 シェリーカスク マチュアード 」 です。 なんでも、シェリーカスクのものと、バーボンカスクのものとを合わせているそうです。シェリーカスクは、ファーストフィル(初めて熟成に使用される樽のこと)だそうです。 ・アルコール度数は、40%。 ・色は、赤身の強く、透明感があります。 ・香りは、ウイスキー好きには、とてつもなくたまらない素敵な香りです。 つまり、ヨード、磯の香が、少々抑えられ、しかもスモーキーで、プルーンやレーズンの甘やかな香りが広がります。少し後に、メープル様の香、ココアのような香りもします。複雑で美味しい香りです。 ・味は、口に含むと甘やかで、ヨード(磯っぽい)の香が広がり、ボウモアの持つうま味みたいなものが感じられます。 余韻は、そう長くないです。 このうまさで、このお値段でしたら、非常にコストパフォーマンスが良いのではないかと思います。 小生は、これをロックでいただくのが好きです。 #
by kintokijp
| 2019-07-29 18:16
| ウイスキー
2019年 06月 30日
梅雨ですね・・・・。 じとっとしていますね。ビールもいいですが、ウイスキー好きにとっては、炭酸で割っていただくものが、お腹が膨れなくて嬉しいですね。 例えば、ですが、ラフロイグの炭酸割などは、小生の好きなものの一つです。 アイラ特有のヨードの匂いたっぷりの、しかも、きりっとして、さっぱりとした、炭酸割、これが美味いんですね! 時には、この炭酸割にレモンを輪切りにしたものをちょこっと添えるということをするとか、ライムを添えてみるとか、如何ですか? みなさんも、是非お試しになってみてください! #
by kintokijp
| 2019-06-30 21:03
| ウイスキー
2019年 05月 28日
カナディアンウイスキーである 『 クラウン ローヤル 』 を取り上げてみます。 ありがたい、ありがたい、 合掌! 1936年にカナダを訪問された英国国王ジョージ6世の献上ウイスキーとしてシーグラム社が作ったのが、『 クラウン ロイヤル 』の原型と言われているそうです。 そのようなことか、どうかは判りませんが、ビロードのような袋にこのウイスキーは、入っています。 格調が高い感じです。 ・トップノート:穀物様の香りです。しばらくして、ハチミツのような甘やかな香りもしてきます。 ・味:甘みと苦みが入り混じって複雑な感じです。でも、嫌みはありません。むしろ、ぐびぐびと行けるような飲みやすさを感じます。加水しますと、ハーブのような香りがします。味は、甘みを感じます。 と言うことで、小生的には、若干の加水をした形でいただくのが、よろしいのかな、と思います。 今回のこのウイスキーは、コストパフォーマンスは、すごく素晴らしいのです。是非、一本手許に置いておいてご損はないかと思います。 #
by kintokijp
| 2019-05-28 20:51
| ウイスキー
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