1 2006年 10月 27日
メルシャン、国内のサントリーさんやニッカさんほどの蔵出量は、無いが、この会社も優秀なウイスキーを造っている。 先日、横浜へ出張した際に覗いた酒屋の棚の一番高い所に陳列されていた。非常に目立つ香水が入っているようなボトルデザインであったが、初めてお目にかかるものだったため、その日は、購入しないで帰った。 で、調べてみた。 なんと、メルシャンさんと中野生活文化研究所さんと言う組織との共同開発によって世に出た商品だと言うことが判った。 このウイスキーは、 『蔦蔵』 と言うネーミングで、2つのタイプが出ていることが判った。 「春夏」 と 「秋冬」 の2タイプ。 それぞれ、シングルモルト と言う位置づけである。 「春夏」 は、16年もののプレーンカスクタイプからのもので、アルコール度数は、40%。 ![]() 「秋冬」 も、16年もののシェリーカスクタイプからのもので、アルコール度数は、46%。 ![]() 両者を比べてみると、カスクタイプの違いが色に出ていることがお判りいただけると思う。 そして、このボトルデザインが、香水瓶を大きくしたような感じではあるが、見栄えのするボトルだと思ったら、なんと日本ガラスびん協会の2005年の「優秀賞」を受賞したボトルであることも判った。 ![]() 『限定品』 とのことであるが、この製品が、果たして限定で終わるのだろうか? ▲
by kintokijp
| 2006-10-27 11:23
| ウイスキー
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2006年 10月 20日
10月18日にニッカさんから今年度の 『竹鶴35年』 が、発売された。 今年は、ホームページでの売り切れが早かった。恐らく、ホームページに出てから6時間くらいで売り切ったのではないだろうか。書く言う私は、のんびり構えていた。某酒屋からの発売前の予約注文で、どうしようかと迷っていたら、既に締め切っていた。そんなことで、18日を迎えたわけであるが、例年だと、発売日に売り切れる、と言うことがなかったため、パソコンの前に座って、「ヨーイドン」と言う気持ちはなかった。11時頃、ホームページを見たら、「おっ、売り始めたな」と言うくらいの感じであった。昼休みにも見た。「未だ、大丈夫」と言う認識であった。仕事が一区切りついた午後2時半頃、インターネットに切り替えて見たら、「あと僅か」の表示が出ていたではないか。気持ちがすご~く焦った。「『あと僅か』とは、10本を切っている」、と言うサインなのだそうである。「どのところからやりくりしよう」、と私の粗末な頭の中のアルコール財布のコンピューターが凄まじい勢いで回り始めた。考えた時間は、数十秒か。すぐさま、「購入」のボタンをクリックした。恐らくは、この数十秒の間に一本や二本は、売れていたかもしれない。が、とにかく、無事に購入できた。ほっとした。昨年は、購入しそこなったからね。 で、本日帰宅したら、既に到着していた。 ![]() 段ボール製の箱の上にボトルナンバーが記されている。 この『竹鶴35年』は、知名度がだんだん上がってきた商品である。なにしろ、一昨年は、ホームページに約1月くらいは、あっただろうか。それが、昨年は、一週間に縮む。更に、今年は、約6時間で売り切ったのであるから。来年は、どうであろうか? この『竹鶴35年』のすごいところは、ブレンデッドウイスキーではあるが、国内では、今のところ、毎年僅かではあるが、レギュラー商品として『35年もの』が出せる、と言うことであり、このことは、モルト原酒、グーレーン原酒共に35年以上の熟成したウイスキーの樽が存在していると言う証であり、そのことがニッカさんの実力を物語っている。 すなわち、35年オーバーと言う「モルトウイスキー」なんか、なかなかお目にかかれるものではないのであるが、それ以上に価値があるのは、「グレーンウイスキー」で、30年オーバーのもとは、すごく希少性の高いもので、それも35年オーバーの「グレーンウイスキー」がブレンドされていることにすごく価値があるのではなかろうか。 こうした、希少性の高い「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」とを高度なブレンドの技術によって、最高峰のブレンデッドウイスキーが毎年出来上がっているということは、ただただ「すごい」、と言う他はないであろう。 『竹鶴35年』と言うネーミングは、毎年変わらないが、全く同じものが毎年できない。毎年、香味が少し異なるなることに対し、今年は、「どんな香味だろうか」という期待を持った楽しみがこの『竹鶴35年』にはある。さあ、この『竹鶴35年』をいつ開封しようか、と考えるのもまた楽しみである。 その時は、この『竹鶴35年』に携わった方々に感謝しながらいただきたいと思う。 ![]() ▲
by kintokijp
| 2006-10-20 21:14
| ウイスキー
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2006年 10月 19日
10月7日(土)、札幌出張での用事が無事に終わり、みなさんと別れて、あるウイスキー好きの方と二人で、朝からニッカさんの北海道工場=余市蒸溜所を訪れた。 ホテルを出た時、既に雨が降っていた。小樽からいつものようにバスに乗る。次第に雨が強くなってきた。余市駅前に着いた時には、かなり雨も風も強くなっていた。 昼近かったので、駅前の「カキザキ商店」へ向かった。二階の食堂へ入る。連れが驚いている。何しろ、安いのである。私は、「ホッケ定食」を注文。450円也。連れは、赤うに丼。「うまい!」と言いながら喜んで食べていた。 腹ごしらいも、出来、連れが階下で土産を求め送っていた。私も、「大女子の燻製」と「ホッケの燻製」を求め自宅へ送った。同じ製造元のものではないけれど、空港で販売している価格の約半分のお値段。地元の方が食べるのだから、地元価格なのです。 さあ、いよいよニッカさんの工場を久しぶりに訪れた。案内嬢に案内していただく。雨脚がだんだん強くなる。写真を撮ることを諦めた。諦めたら気が楽だ。一応の案内が済んで、原酒販売所やショップなどを訪れた。 ほどなくして、かつて原酒販売所にいらした、OBの方のお宅が蒸溜所の近くにあるので、電話を入れると、いらしたので、直ぐに伺った。私からの土産は、サントリーさんのサンプルボトルに入った「山崎10年」のカスク(バッテッド)。40分ほどお話させていただいた。電車の時刻があるので、お宅を後にし、駅に向かった。更に雨、風が強くなっていた。 こうして、有意義な余市巡りは終わった。何たって、久しぶりに会えたニッカさんのOBのNさんご夫妻がお元気でいらしたことが大変嬉しかった。 でも、これのみ撮影したよ。入口近くにあるショップの扉を出た所での撮影。 ![]() ▲
by kintokijp
| 2006-10-19 18:12
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2006年 10月 15日
「ザ・ウイスキーワールド」(但し、ここのリンクしてある箇所の写真は、前の6号のものであります)の7号が14日の土曜日に到着した。早速、包みを開ける。 特集は、「カナディアン ウイスキーの光と影」。 過去の栄光と現在の過去から見れば、衰退?している状況。 それを現在の状況から筆者は、推測している。 もっとも、私にとっては、カナディアン ウイスキーのことを全く知らないのであるから、書かれていることが新鮮に目に飛び込んでくる。 その後に、アイリッシュウイスキーの特集記事。 今回からであろう、「蒸留所の島を往く」とのタイトルで、今回は、タリスカーの故郷、スカイ島を8ページに渡り、17枚もの写真を使い解説されている。 「ウイスキー人物列伝」は、ハイラム・ウォ-カ-を取り上げている。 最後には、先月に試験があった「ウイスキーコニサー資格認定」の試験問題と解答が掲載されていた。 その他にも、「今宵はここで飲んでおきたい旬な店」や「話題のボトル30本を飲む」など興味ある記事が満載である。 秋の夜長、ウイスキーグラスを片手にあなたも、ご覧になっては如何か。 ![]() ▲
by kintokijp
| 2006-10-15 21:46
| 本 及び 印刷物
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2006年 10月 08日
10月6日の晩、札幌の『The Nikka Bar』へ久しぶりに行った。札幌出張で寄った。出張先での懇親会が終了して、単身でお邪魔した。 ここも、いつ来ても居心地がいいお気に入りの場所のひとつ。 まず、私は、『鶴』をニートで注文。上品な香りが、鼻をくすぐる。 ![]() 今晩は、チーフの菅さんがお相手して下さった。大変楽しく話がはずむ。しばらくしてから、二人づれの紳士が隣席に座る。その方たちとまたまた話が弾み、意気投合。で、私が、神奈川からやってきたと言うことで、隣のS氏がおいしい水割りをご馳走して下さった。S氏が、チーフに依頼し、S氏お気に入りのガラスの肉厚の非常に薄いグラスで「水割り」をご馳走して下さった。 唇に触れるグラスの感触が何とも言えない。非常に美味しくいただいた。(写真に収めていればよかった=後悔) ![]() チーフが、これは、プライベートボトルとおっしゃって、初期の 『スーパーニッカ』 のボトルを棚から下ろして、見せて下さった。 ![]() カガミクリスタル製の手吹きボトルで、一本、一本、クリスタルボトルとクリスタル栓とがペアとなっているものである。 それにしても、チーフの菅さん、お年が、80歳とおっしゃるが、そうは、見えない。お若いのである。 非常に楽しいひと時を過ごさせていただいた。菅さん、Sさん、Hさん、どうもありがとうございました。 みなさんも、札幌においでになったら、是非『The Nikka Bar』へ行ってみられては、いかがでしょうか。楽しいひと時を過ごせること請け合いです。 ▲
by kintokijp
| 2006-10-08 21:28
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