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『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2005年 07月 20日 ( 1 )


2005年 07月 20日

『小冊子』:その5

 昭和63年8月の発行の『柔らかいガラス』と言うタイトルの小冊子。

 これは、発売当初の「スパーニッカ」の手吹きボトルの再現にあたっての物語が書かれていた。

 ご存知のように現在もニッカさんの収益に大きく寄与している「スーパーニッカ」は、昭和37年に高らかに産声を上げ世に出た。「スーパーニッカ」は、発売当時から昭和45年のモデルチェンジまで大量生産ができない手吹きのボトルであった。それ以後は、現在のボトルである。
 しかし、私は、この小冊子を読むまで、「スーパーニッカ」が当初手吹きボトルのものであったことを知らなかった。余市にあるウイスキー博物館に飾られていたものは、オリンピックを記念して、5色のボトルにウイスキーが入った「スーパーニッカ」であるが、5色ということを除くならば、当時当たり前に販売されていたものであったのだ。すなわち、大量生産できないボトルの「スーパーニッカ」なんて想像できなかった。当初は、それほどまでのウイスキーだった、と言えよう。

 言い換えるならば、当時のウイスキーの理想が「スーパーニッカ」と言う形で現れたということができる。それだけのウイスキーにふさわしい入れ物が、手吹きボトルであったと言うことである。ちなみに、カガミクリスタル製であった。
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      (現行のボトル)
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      (昭和37年~昭和45年までのボトル)

by kintokijp | 2005-07-20 23:17 | その他 | Trackback | Comments(0)