『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2009年 03月 28日

継承と革新の物語

これ、未だご存知の無い方もいらっしゃるかと思います。
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サントリー酒類㈱スピリッツ事業部ウイスキー部 さんからこの4月1日に出版される、と言う立派な冊子です。
この冊子は、恐らく、シングルモルト「山崎」が発売されてより25年を今年迎えるにあたって出されたものと推測ができます。
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ちなみに私が、懇意にさせていただいている酒販店の社長さまからご恵贈いただきました。

全体で56ページで、A5版大の大きさのものです。

さて、その内容です。
山崎の地は、古来より名水の誉れの高い場所であり、ウイスキーにとって重要となる「水」と、それを育む風土がある。 それに目をつけた創業者、故鳥井新治郎翁のウイスキー造りにおける格闘、その後の新治郎翁の意志を受け継いだ人々の努力の末に生まれたシングルモルトウイスキー「山崎」の誕生が、コンパクトではあるが、コンデンスされ書かれています。 さらに、そのシングルモルトウイスキー「山崎」を形成している多様なウイスキーの作り分けをしている技術者の「技」のたゆまぬ追求、そして個々の作り分けしたウイスキーをバッティングし、さらに素晴らしいものを世にと願う技術者の「技」の成果が、シングルモルト「山崎」の深い世界にファンたちを魅了している、と言う形で文章は、結ばれています。

構成は、
第1章 歌に詠まれたウイスキーのふる里
第2章 日本の香味を創造し続ける聖地
第3章 多彩な香味をつくり分ける匠の技
第4章 シングルモルト山崎の深遠な世界
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「山崎」10年、12年、18年、25年、そして、今回出た「山崎1984」、「シェリーカスク山崎」のテイスティングノートがあります。
さらに、デーブ・ブルーム氏の「ジャパニーズウイスキー」に対する評価が掲載されています。

終わりの2ページは、この山崎蒸留所で働いていらっしゃる方々の誇らしく、素晴らしい笑顔の写真で締めくくられています。・・・宮本工場長、輿水先生、木村技師長、福士さん、中沢先生、藤井先生、奥出さんなど・・・・・、

作者 達磨信 氏
参照 : 達磨氏のこれに関連したホームページ

気軽に読める内容です。写真もふんだんに掲載されています。そして、サントリーさんの弛まざる技術革新と、重要なこだわりの継承と言う会社の哲学部分をきっちりと織り込んで書かれていらっしゃいます。全体的に親しみの沸く内容に仕上がっています。

今だったら、許されないだろうな、と思える写真が目に入りました。 それは、当時の吉田首相が、山崎蒸留所を訪れた際、貯蔵庫での写真ですが、右手に葉巻を持っている姿です。恐らくは、葉巻を吸いながら見学したのでしょう。

ああ、「山崎」を飲みたくなりました。

この場を拝借し、この貴重な冊子をご恵贈下さった、社長さんにお礼を申し上げたいと思います。
どうもありがとうございました。
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by kintokijp | 2009-03-28 11:07 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(0)
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