『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2007年 09月 18日

『工場長が語る特別ワイナリーツアー』 に ご招待いただいた(その2) 

 つづき です。

地下のセラー(見学用でしょうね)は、とっても冷やっこく涼しいです。 薄暗く、通路の片側には、ワインの入ったボトルが、ラックに入って並んでいます。 壮観ですね。
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奥に光輝くちょっと広い空間、それがこの日のメイン会場である、テイスティングルームだったのです。 す~うっと吸い込まれるようにして、参加者の方たちは、入って行き、それぞれテーブルの前の椅子に着座するのでした。
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さあ、目の前には、貴重で高価なワインが、既にグラスに注がれていました。 着座するや否や、もう早くテイスティングしたい、ノージングしたい、と目が囁いて、私の頭の中でぐるぐると渦巻いているのでありました。 が、理性は、ちゃんとありましたので、さっさといただくようなはしたない真似は、いたしませんでした(中には、未だ酔っ払っていなかっただけではないのとおっしゃる方もいましたが・・・)。

大川工場長さんは、残された時間を気にしながら、6種類のワインの解説を始められました。
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左から右へ順に、ご説明します。
1.登美の丘 白 2005年醸造  シャルドネ  市販品 720ml ¥3167/本
  白ワインの品種的には、世界で一番作られているそうです。 作りやすいのでしょう。
  上品なエレガントな香りです。 酸味も上品です。 はっきり言って、私の好みです。

2.特別の シャルドネ 白 1992年醸造 「特別」と言うのは、現在「販売」していないからです。 上の短い熟成のものと比較する上で出していただいたものです。 色は、黄金色です。
1.の 「登美の丘」 とは、製法が異なるそうです。 フランスのムルソーの製法に近いそうです。 香りが、コンデンスされた感じ。濃厚、と言う感じです。 やや重たい感じです。

3.登美 白 2004年醸造 粒よりのシャルドネ 市販品 720ml ¥10500
 2004年から 「登美」 ブランドで 白 を出された、とのこと。 2004年は、シャルドネが良く出来た年だそうです。 上の「 登美の丘 」 の香味に厚みが増した感じです。

4.登美の丘 赤 2005年醸造  カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン を使用。 市販品 720ml ¥3167/本
 開栓して時間が経っていないのか、土っぽさ を感じた。 上手くそれぞれの葡萄の持ち味と言うべきものを持ったすごい赤ワインだと思った。 単独葡萄品種のワインを飲むよりはるかに美味いと感じたのは、私だけでないだろう。

5.特別の メルロ  赤 1999年醸造  これまた市販していないものだそうであるが、近く発売されるそうである。 登美の丘ワイナリ限定で。 お値段は、¥5267/本
 「 メルロ 」種 の持つ味わいを確認するため、他の赤と比較するために出された。
 独特の青っぽい香りが、草のような香りが、この 「 メルロ 」種の特徴である。 土ぽっさも出ている。

6.登美 赤 2003年醸造 これも、上の 「 登美の丘 」 と同じように カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン を入念に醸造し、熟成させたものだそうである。 市販品 720ml ¥12600/本
もう、上品、としか言いようが無い。 

これだけ素晴らしいワインがあってのテイスティング時間が、短い!、短い! あえて、言わせていただければ、考える、頭の中で反芻する時間が無かったこと、これが、誠に残念であった。

しかし、葡萄品種による味わい(香味)の違いのようなものを多少とも勉強できたことは、私の今後のワインをいただくことに対して、かなり貢献したのではないかと感じた。

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このつづきは、また
 
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by kintokijp | 2007-09-18 18:25 | イベント | Trackback | Comments(2)
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Commented by 横浜ビア at 2007-10-01 11:38 x
羨ましいツアーに行かれてますね。日本ではメルローが風土にあっている様に感じるのですが。どうでしょうか?日本のワインは総じて日本酒の麹の香りがするように思いますが。そういう風に思っているのは私だけでしょう。いつもながら素晴らしいブログですね。これからも楽しみにしております
Commented by 足柄山の金太郎 at 2007-10-03 11:23 x
横浜ビアさん、ようこそ。
ブログをお褒めいただき、どうもありがとうございます。

ワインについては、知識もうんちくもそう持ってません。 赤だと、欧州系の葡萄を改良したマスカットベリーAではないでしょうかね。

判ったことは、葡萄の単品の品種だけから作られたワインよりも、粒よりの葡萄を選んだものをブレンドした方が、それぞれの品種が持っている良さを引き出し合い、より美味しいものができるのではないかと思いました。 それが、「登美」であり、「登美の丘」なのだと。
そして、おいしいワインの条件は、すぐれた葡萄からできる、ということを確信した日でもありました。

今後とも、どうかよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。


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