6月30日(土)、
日本カレドニア学会主催の公開講座に参加した。
タイトルは、
『スコットランドはおいしい-食文化の伝統』。 この日が、3回の講座の最終日であった。 私は、この最終日のみの参加。
なぜ、最終日の参加なのか?
それは、ニッカウヰスキーの
竹鶴威相談役さんの講演が入っていたからである。
氏の講演なんぞは、めったなことでは、聞くことができないから、すごく貴重なのである。
だけではなく、戦後の日本のウイスキーの発展と共に歩まれた方のお話なんぞは、恐らくこの竹鶴さん以外には、聞くことができないのではないかと思われる。 業界の重鎮なのです。
ですが、私のようなひょっ子にも 「しばらくですね」と、お声を掛けて下さる、そんな気さくな方でいらっしゃいます。
先ずは、
土屋守先生から
「スコッチウイスキーの歴史と現状」と題したスコッチウイスキーの歴史のお話があった。 そして、スライドの鑑賞。
次に、お待ちかねの
竹鶴相談役さんによる
「日本のウイスキーの歩み」と題した、いわばニッカさんの創業者で氏の父である
故竹鶴政孝翁のウイスキー造りに関してのお話し、さらに近年のニッカさんのウイスキーが数々の世界的なコンペで受賞されたことにまつわるいろいろなお話を聞くことができた。
これら知識としては知っていても、このような重鎮と呼ばれる方からの生の声から聞くことができるというのは、もう
感動ものであった。
その後は、講演者、参加者一緒になっての懇親会が、階下のパブの
「ウスケボー」 で行われた。
ここで、またたくさんの新たな知り合いができた。 カレドニア学会の会員の方たちである。
ここでもまた何人かに、「・・・お会いできて光栄です」なんて、穴があったら入りたくなるような挨拶をいただいたり、竹鶴相談役さんからも、励ましの言葉をいただいたり、旧知の友人たちとも会えたり、実のある日を過ごすことができた。
ともあれ、お元気な竹鶴相談役さんに久しぶりにお会いでき嬉しかった。
ここで、改めて、6月30日の懇親会でお会いし、お話を交わさせていただいた方々に深く感謝申し上げたいと思います。 どうもありがとうございました。