『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2013年 10月 25日

The best " Bowmore " for me?

小生、神さまと一緒になって、今年、25年を迎えました。

で、小生の勝手ではありますが、25年のウイスキーを開けました。

部屋の片隅で、お休みしていた、『ボウモア25年セラミック』を開けました。

これは、小生にとっての The best " Bowmore " かもしれません。 
少なくとも、現在小生が所持しているOBボウモアでの最長の熟成ボトルですから・・・。

とても心配をしたことは、ウイスキーファンならご存知のとおりのこと・・・・・・、コルクの栓が千切れてしまわないだろうか、と言う心配でした。

なぜならば、このボトルは、流通していたのは、1990年代であったかと思います。小生が、入手してからでも、早や10年は、経過しているのではないでしょうか。 そうのような次第で、大変栓を開けるのは、心配でした。

ゆっくりと、ゆっくりと、少しづつ、栓を回しました。 ・・・・心配です・・・・。

栓を開けることができました。 ホッとしました・・・・・・。 なにかしら、力がす~ぅ~っと、抜けるような感じ・・・・。 でも、やっぱり・・・、と言う感じ。コルク栓の下部の方が、少し亀裂が入っていました。でも、千切れていません。

素早く、コルク栓全体をサランラップで包みました。 で、ひと安心。
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このウイスキーの衣装たるボトルは、陶器製で、ボトルの色は、とても濃いブルー(藍色か?)です。 ボウモア蒸留所と荒々しい海、そして、月と羽ばたいているカモメが描かれています。 とっても、美しいボトルです。 栓も、頭部分は、陶器製です。
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さて、テイスティンググラスへ注ぎました。 アルコールのつんとした刺激は、全くありません。
素敵な香りを発しています。 少しばかり、煙い香りですが、甘い香りが重なっています。
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少し、加水しました。
凄い!! 新鮮な「桃」、「桃」が、どんどん出てくるは、出てくるは・・・。早い話が、おいしい香りです。 もう「桃」です。

大事に頂きたいと思います。

ちなみに、現在購入するとしたら・・・・、お高いでしょうね。 
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by kintokijp | 2013-10-25 16:44 | Trackback | Comments(1)
2013年 10月 18日

サントリーさんの小冊子 『山崎』 から

サントリーさんの通常品の『山崎』について、アップさせていただいてきました。

では、今回は、『山崎25年』か、と言えば、残念ながら小生持ち合わせがございません。 なんせ、一本105,000円ですから、おいそれとは、行きませんので悪しからず。 でも、何度か、いただいたことはあります。 凄いですよ!! 濃厚で極上のシェリー酒と言うのが小生の印象です。


さて、手許にサントリーさんが、酒販店さん向けに出された小冊子『山崎』があります。

これは、小生が、大変お世話になっている酒販店さんの社長さまより頂戴したもので、何度も読んでいるうちに、何とかして、自分流にこなして、ここへアップしたいものと考えておりました。 頂戴してより3年近く経ってしまいましたが、ようやくアップできました。

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これは、表表紙で、紫色に見えますが、実際は、真っ黒で、文字部分が金色です。(スキャンの具合でこのような色となってしまいました)

これは、シングルモルトウイスキー『山崎』の美味さの秘密、と言うような視点で、当時のスピリッツ事業部ウイスキー部が出されたようです。 冊子の終わりの発行元に、そのように書かれています。
発行日は、2010年8月20日となっています。 冊子は、30頁です。

開いて、右頁に 『山崎』にまつわる写真、その左頁には、その写真を意味する、その頁だけに収めた文章が記されています。

この小冊子には、目次がありませんが、上に述べたようにその頁だけに収めた文章があり、その頁の始めに見出しがあります。

これから、その見出し順に小生がまとめたものと、それに対しての右頁の写真をご紹介します。

最初の頁をめくると、右頁には、写真がありません。
が、目に飛び込んできたのは、
”Do you know " YAMAZAKI ” ? だけの簡単な文章なのではあるが、非常にインパクトを感じました。

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この地図は、どうやら大正末期から昭和初期に発行された地図のようです。

この地図に相当する左頁には、

山崎の名前の由来を、ご存じですか?

山崎の原酒の秘密を、覗いてみませんか?

山崎のグラスの中を、旅してみませんか?

と言う、シングルモルトウイスキー『山崎』へ誘う問いかけです。

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ご存じ、『山崎12年』のラベルです。

・「山崎」、その名の秘密。

サントリーシングルモルト『山崎』の名前の由来と、ラベルの文字の由来について書かれています。
ことに、「崎」の文字は、当時のマスターブレンダーであった 佐治敬三 さんの筆によるもので、サントリーの前身の「寿屋」の屋号と、「寿」というジャパニーズシングルモルトの門出を祝う気持ちが込められているそうです。

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開設時に存在したキルン棟です。

・怪物ウスケが喰ったもの。

今日のサントリーさんの多様なウイスキーを生んでいる出発点となった1923年創業直後の大山崎村の事情がよく判らない村人たちの蒸留所に対して、「 あの建物には、大麦を喰らうウスケという怪物がおるらしい 」と物語ったエピソードの紹介。

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山崎蒸留所創業の頃の創業者 鳥居信治郎翁

・日本人による、日本人のための。
創業者、鳥居信治郎の想いは、もっと多くの日本人にウイスキーを知って欲しい、味わってほしいとの願いが込められていました。

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山崎付近の緑豊かな竹林

・なぜ、京都郊外・山崎なのか。
いよいよ核心に入ります。鳥居信治郎が山崎を選んだ理由のひとつが、ウイスキーづくりに適した地で、日本的風土にこだわりたい、と言うことでありました。

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山崎付近の山肌を流れる鮮烈なる名水

・利休も惚れた名水
ウイスキーづくりに適した地に湧き出る主原料とも言える「水」が、水生野(みなせの)と呼ばれた名水の里で、名水百選の一つである、この名水を蒸留所の仕込み水として使用しています。

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山崎蒸留所のポットスチル群

・山崎ならではの、原酒つくりわけ。
山崎蒸留所の発酵槽は、木桶とステンレスの二種類。蒸溜釜は、初溜と再溜各々6種類、さらに樽の大きさや形状、その上に以上の家庭で作られたニューポットを詰めた樽を置く貯蔵庫の中の位置でも違いがある。このように世界でも類を見ない、原酒のつくりわけを山崎蒸留所はしています。

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ウエアハウスにダンネージ方式で積まれている樽

・樽も山崎の原料?
上で述べたように多様につくられたニューポットを貯蔵する樽も、材の種類、容量により、多様な味わいを出し、その多様な味わいのモルトを重ね合すことで、山崎はうまれます。そのような意味からしても、樽も原料であります。
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この写真は、恐らく北海道のミズナラが生えている林であろうか

・国破れて、ミズナラ樽あり。
太平洋戦争と言う、樽の輸入が困難となったピンチの救世主が、国産のミズナラであり、それを使用せざるを得なかった。問題の多いミズナラではあったが、樽としてのお役目数十年経たところで、他の材には無い香味を持つことにより、世界でも高い評価を得るところとなり、これが山崎にとって欠くべからざるものとなりました。

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製樽工場の風景

・樽づくり、親子三代記。
親子三代に渡って、サントリー専属の樽づくりの技が継承されて、ウイスキーメーカーとしては、製樽までやっていると言うことは、世界でも稀であり、これも、山崎のこだわりであります。

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ブレンダー室の輿水氏と福与氏の両チーフブレンダーのノージング風景

・ヴァッテングという魔法
山崎の味わいは、山崎蒸留所からつくりだされる多様なモルトをブレンダーたちの「過去や未来のブレンダーとの共同作業」と言うチームワークによって生み出されています。


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確認はできなかったのですが、恐らく、2003年ISCで初めて受賞された際の鳥居副社長の写真ではないか

・「noble!」 and 「different!」
2003年 ISC で山崎12年が日本のウイスキー史上初めて、「noble!」と言う賛辞と共に金賞を受賞し、山崎の魅力に惹かれた海外の愛好家たちには、「different!」とその味わいの表現をし、山崎の個性が世界で認められるようになりました。


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現在の山崎蒸溜所の姿

・ウイスキーづくりの頂点へ。
山崎は、日本のみならず、世界へもウイスキーのマーケットを広げ、その評価を世界的ないろいろなコンペのでの受賞と言う形で成し遂げたのであるが、そこに留まることなく蒸溜所の大規模改修によって将来を見据えた革新と、創業より脈々と続く伝統との融合により新たな山崎を目指すことが、ウイスキーづくりの頂点を目指すことであるとしています。

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最後は、この山崎12年とそのロックとの写真で、締めくくっています。


発行日 2010年8月20日
発 行 サントリー種類株式会社 スピリッツ事業部ウイスキー部


これは、今から3年前に発行された小冊子でありますが、ここに書かれていることは、現在でも変わっていないと考えます。

この冊子を頂戴してより早3年近くが経過しました。 当初は、このような冊子が世にでました、と言うくらいのことしか考えていなかったのですが、読み返すほどに、単なる冊子のでは無いような気がして来まして、つまり、ジャパニーズウイスキーの真髄のことが書かれているということに気がつきました。 そのことを判り易くしかも、コンデンスして書かれている。 これは、放って置けない気がしました。 たくさんの方に知っていただきたい想いが、沸々と湧いてきました。 このような形ではありますが、サントリーさんの『山崎』を巡る物語を掲載させていただきました。 ここ数回、『山崎』のことをアップさせていただきました。 一応、小生の『山崎物語』とさせていただきます。

これを小生に下さった酒販店さんの社長さまにこの場をお借りしまして、感謝させていただきます。

どうもありがとうございました。

さて、10月も半分以上過ぎ、ようやく秋らしくなりました。
サントリーさんの『山崎』がお似合いの陽気となりました。

今宵も、『山崎』で乾杯!
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by kintokijp | 2013-10-18 19:08 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 09日

秋・冬 脳裏に浮かぶ ”Whisky” とは その3

サントリーさんの『山崎』のお話、続けさせていただきます。

『山崎10年』、『山崎12年』と続いたら、『山崎18年』ですね。
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色は、赤っぽいですね。ミズナラカスク を連想させますね。

最初の香り、やはり、ミズナラ 特有の香りです。 いわゆる厳かな感じですね。 熟成年数の高いミズナラではないでしょうか?

そして、甘やかな香りを感じます。

味は、ドライです。 やや苦みも感じ、「あっ、やっぱ、ミズナラだ!」と言う感じ。 でも、カスクではありませんので、香りも、味も、すごく複雑です。穏やかな酸味も感じます。奥深いと言う感じです。

フィニッシュは、とても長いです。

ジャパニーズ! と言う表現が当てはまります。 『山崎12年』に比べると、はるかに日本的な印象を持つウイスキーではないでしょうか。 『白州18年』は、瑞々しい果物と言う印象ですが、『山崎18年』は、古武士の風格を持ったウイスキーの印象を持ちます。

早い話が、チャラ さは、微塵も、無いと言うことなのです。

と言うことは、お気軽に飲もう、と言う感じではありませんね。

ゆったりとした気持ちで、じゅっくりと味わう、と言う感じでしょうか。

この『山崎18年』が、一月以上経過したら、どのような表情を持つのでしょうかね? 
楽しみです。

この『山崎18年』は、逆輸入ものなのです。
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ラベルの裏をとくとご覧下さい。

スコットランドのボウモア蒸留所からの輸入品です。

まだまだ『山崎』については、続きます・・・・・。

『山崎18年』も、とにかく美味い!!と言うより、凄さを感じるウイスキーです。

久しぶりに『山崎18年』を口にしたのですが、自分にとって、『山崎18年』をいただくのには、未だ未熟である、と言う感じを持ってしまいました。

その凄さ、と言うのをみなさんも、どこかでお飲みになって下さい。
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by kintokijp | 2013-10-09 19:01 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 07日

秋・冬 脳裏に浮かぶ ”Whisky”とは その2

引き続き、サントリーさんの 『山崎』 です。

前回は、秋・冬 と言う季節を肌に感じた時、脳裏に浮かぶウイスキーが、『山崎』であることをお話させていただきました。 

『山崎10年』で、始まりました。

本日は、『山崎12年』。
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小生は、最初の香りに ミズナラ を感じます。 みなさんは、最初の香りに何をお感じになられますか?
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実際、モルトをバッティングする際、熟成年数がどれくらいで、どのくらいの割合の ミズナラカスク を混ぜるのでしょうか。 これは、お尋ねしたとしても、お答えはしていただけないでしょうね。

いわゆる美味しい香りというより、重厚な日本的な香味を持ったウイスキーと言う感じですが、みなさんは、どうお感じになっていますでしょうか?

ともかく、美味いウイスキーですね。 最近、ヨーロッパで、『山崎12年』は、人気があるようです。

何しろ、世界のコンペで、『山崎』シリーズでは、最初に認めてもらうことが出来たウイスキーが、『山崎12年』でした。 受賞コンペは、 『インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2003』で、金賞の栄誉に輝きました。
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by kintokijp | 2013-10-07 18:18 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 04日

秋・冬 の 脳裏に浮かぶ ”Whisky” とは・・・

 10月に入り、本日4日目。 今日は、冷えます。 「 秋 」と言う感じ、そのものですね。

小生が、「 秋 」 を感じて、脳裏に浮かぶウイスキーとは、サントリーさんの『 山崎 』なのです。

恐らく、ウイスキーがお好きな方でいらしたら、小生のような思いをお持ちになっていらっしゃる方は、おいでのことでしょう。 ◎◎のAAが飲みたくなる、と言うような感じです。

小生は、いつからとはなしに、「秋」に入り、晩の涼しさを肌に覚える頃になると、小生の脳裏にサントリーさんの『山崎』が、ふっと浮かぶのです。

そう・・・、いろいろな『山崎』シリーズのウイスキーに共通した特有の品のある温かい香りが浮かんでくるのです。 不思議ですね・・・。 『山崎』10年、12年のボトルラベルも、温かみのある色だと感じていますので、恐らくは、そのせいもあるのでしょう。 そう、それは、日本家屋の襖の色を思い出させてくれるような色でしょうか。

さて、その『山崎』ですが、誕生したのは、昭和59年。小生は、この誕生こそが、サントリーさんのウイスキーのイノベーションとなって、それが、今日のシングルモルトととして広く我が国に知られるきっかけとなったのであろうと思っています。

シングルモルト『山崎』には、今日、ノンエイジのもの、今年三月で終売となった10年、12年、18年、25年とあり、さらに年によっては、『山崎』のウエアハウスに眠っている樽の多様性を知らしめるべく、特別限定の製品も出しています。50万円した35年や100万円した50年。バーボンバレル、パンチョン、シェリーカスク、ミズナラカスク、と。

このように山崎蒸留所では、とにかく世界でも類をみないウイスキーの作り分けし、それぞれの製品のコンセプトによって、多様なカスクをバッティングさせることで、いろいろな香味のあるウイスキーを小生たちは、楽しまさせてもらっています。

まあ、とにかく 美味い! ということです。

と言うことで、この日は、終売となってしまった 『 山崎10年 』 。
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小生的には、10年と12年の違い、よく判らないです。 早い話、大きな違いを感じられないのが、残念!!

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で、今晩は、12年をいただきましょうか・・・・。
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by kintokijp | 2013-10-04 19:58 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)