『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2007年 12月 31日

本年の「印象に残る」こと

2007年12月31日です。
今年の私にとっての印象に残っていること。

・私的には、11月にかねてよりお会いしたかったUdo女史にお会いできたことです。

・ウイスキー業界では、恐らくは、世界でも初めてではなかろうか、と言うものが、ニッカウイスキーさんから出された 『シングルカフェモルト12年』 が、この年の最大のウイスキーニュースではなかったかと思います。
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高価なウイスキー、珍しいモルトが数々出た中で、この 『シングルカフェモルト12年』の出現は、世界の注目を集めたのではないかと思います。
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私には、世のウイスキー評論家の先生方は、この『シングルカフェモルト12年』をどう見ていらっしゃるかは分かりません。

今、その『シングルカフェモルト12年』をこれを書きながらいただいています。

★以下、『シングルカフェモルト12年』に添付されている紹介文をそのまま掲載させてもらいます。

「ニッカ『シングルカフェモルト12年』は、1830年初頭、イニアス・カフェ氏が発明した連続式蒸留機(カフェ式蒸留機)によるモルト100%ウイスキーを12年以上貯蔵した原酒だけをヴァッテイングしたウイスキーです。
ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝は、ウイスキーの理想を追い求める中でブレンデッドウイスキーに使用するグレーンウイスキーを重視し、グレーンウイスキー用の蒸留機としてカフェ式蒸留機の導入を果たすことを夢見ていました。
カフェ式蒸留機でつくられたグレーンウイスキーは、穀物由来の香りや成分が蒸留液に残るため、モルトウイスキーとブレンドすることで、スムースなコクとやわらかで伸びのある味わいのブレンデッドウイスキーをつくることができるからです。
その政孝の彼岸は1963年に叶えられ、英国よりカフェ式蒸留機を日本の西宮へ導入しました。当時でも既に旧式の蒸留機であったカフェ式蒸留機はその操作には職人技ともいえる技術が必要であり、安定した品質のグレーンウイスキーを蒸留できるまでの技術者の苦労は相当なものでした。
ブレンデッドウイスキーには通常グレーン(とうもろこし)を主体としたグレーンウイスキーを使用しますが、ニッカウヰスキーでは100%モルトを原料にカフェ式蒸留機で蒸留したものを”カフェモルトウイスキー”として「オールモルト」などにブレンドしています。
このカフェ式蒸留機による「カフェモルトウイスキー」のみの商品化はこれまで行っておりませんでしたが、多くのウイスキーファンの方々からの強い要望が寄せられておりました。
「シングルカフェモルト」という世界的にも例をみないウイスキーを商品化するに際し、ニッカヰスキー社、アサヒビール社は2006年から欧州でニッカ商品販売契約を締結した「メゾン・ド・ウイスキー(La Maison du Whisky)社」と協議し、世界のウイスキーファンへの「メッセージ」として、この商品化、並びに日欧での同時発売を決定しました。」 と。

★添付のテイスティングノートより
・色合い
 深いゴールド
・香り
 やわらかくミルキーな香り、花のような香りと穏やかな樽香が調和します。
 麦畑を思わせるほのかにグリーンな香りが爽やかさとなって、
 上品なボディーをつくります。
・味わい
 カフェ式蒸留機ならではの盛るとの柔らかなコクと樽熟成によるバニラの
 甘さがふっくらと口中に広がります。クッキー&クリームのような
 なめらかな甘い舌触りと軽やかなビター感のある味わい。
・フィニッシュ
 柔らかく、スムースなキレとかすかに残る甘い余韻。  以上

私の印象
・トップノートは、バニラ、バニラ、そうバニラアイスです。柔らかい感じの樽香。
 味は、バニラの甘さがの中に苦味があります。甘さと苦味の調和。深い感じです。
 加水すると、スパイシーな感じがします。はじける感じ。
 フィニッシュは、甘苦いが短いです。


この一年、お読みいただいた、開いて下さった多くの方々に感謝申し上げます。
このように続けてこれましたのもみなさま方のお陰であると感謝しております。
どうもありがとうございます。

来年も、多くのみなさんのお励ましを糧に一回でも多く掲載させていただこうと思っています。
どうか、温かいご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

来年も、是非ごらんいただきたいと存じます。
                                   
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by kintokijp | 2007-12-31 23:10 | 全体 | Trackback | Comments(1)
2007年 12月 14日

”MALT WHISKY YEARBOOK 2008”

今年も、 MALT WHISKY YEARBOOK 2008 が出ました!

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今回は、お財布が軽いので、昨年より少し遅く購入となりました。

それは、さて置き・・・。 


昨年より、1ページ増え、274ページです。 定着しましたね。今年で3回目ですから。

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昨年と大きく違うところは、タイトルが、タイトルなのですが、スコッチのブレンデッドウイスキーについて、ページが割かれていることでした。22ページありますか。

そして、目に付いたところですが、閉鎖された蒸溜所について、まとまった形でページを咲いていることでした。8ページです。これは、調べる際には、便利ですし、読みやすいと思いました。

今、話題のボトラーについても、書かれています。タイトルが、すごいですよ。
” Independent Bottlers ” と言うタイトルで、
” Are They a dying breed ?”  とサブタイトルがついていました。

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我が、日本については、お馴染みの山岡先生と、T.スミッソン先生が、お書きになっていらっしゃいます。
今回は、昨年取り上げられた蒸溜所の他に 『 江井ケ嶋酒造 』 さんと  『 ベンチャーウイスキー 』 、そして 『 本坊酒造 』さんをも取り上げていらっしゃいます。
写真も全てではありませんが、入れ替えていらっしゃいます。

ともあれ、全てをご紹介できませんが、ウイスキファン待望の必携の一冊ではないかと思います。
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by kintokijp | 2007-12-14 19:34 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(2)
2007年 12月 03日

『 和菓子とモルト 』 のお勉強

このイベントも、11月25日(日)であった。 ウドさんとお会いした『ウイスキーフェスティバル』の会場の向側のビルで、催された。

サントリーさんの広報の方から、お誘いがあり、ほい来た、とばかりに参加させていただくことになった。 最初、「和菓子とウイスキー」って、相性の上で、どうなのだろうか?と心の中で疑問が大いに湧いたのであった。 

で、会場へは、15:00開始の10分前に到着。 既に、参加者の方々であふれていた。その数、二十数名か? 運よく、前列の席に座らせてもらうことができた。

はっきりとは、お聞きしなかったが、この企画は、お甘に関する企画の方と、サントリーさんの企画の方とで成り立ったイベントと見た!

話は、スイーツプランアーでいらっしゃる平田先生のお話で始まった。

和菓子の歴史、素材、種類のことの概略をお聞きした。
「塩瀬」さんの『まんじゅう』、と「榮太樓總本舗」さんの『金つば』をいただきながらお話を聞く。
ああ、お茶が飲みたい。 これって、反射神経でしょうか? 無いから、サントリーさん特性の天然水をグビグビっと飲む。

そして、サントリーさんのブレンダー室の藤井先生のお話。

藤井先生の自己紹介で始まる。サントリーさんのウイスキー造りの特徴が語られる。
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樽や造りの違いを、「アメリカンホワイトオーク樽」、「スパニッシュオーク樽」、「ミズナラ樽」で貯蔵したものと、ピーティーな仕様にした「スモーキー」と言う具合で、4タイプのウイスキーをテイスティングした。 それぞれ美味しい。 個人的には、「スモーキー」が好き! お代わりしたかった。
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判り易いようにプロジェクターを使っての説明に熱が入る。 ガリシア地方でバスが道を迷った際での場面や北海道でミズナラを探して歩いて熊の出したての糞が映った場面では、「ブレンダーも命がけ」と言うバーナーを流したりし、ブレンダーの仕事は、部屋だけの仕事ではないことを強調された。それが、また緊張している雰囲気を和らげてもくれた。
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輿水先生もよろしく、そして、若い自分もよろしく、というような言葉で締められた。

そして、いよいよ「和菓子とウイスキー」のマリュアージュとも言うべき、本日のメインイベントに入った。
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まず、山崎12年と「虎屋さんの羊羹」。
しっかりした羊羹の甘さとしっかりとした山崎12年でのロックでの甘さとの組み合わせか。
私個人的には、山崎12年をロックにするより、ニートでいただいた方が良いのではないか、と思った。
また、「亀まんじゅう」との組み合わせ。
★意外なほど、山崎12年の甘さと合う感じ。
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次に、白州12年のミストと「虎屋さんのこがねぎく」。
ミントの葉っぱが配られる。 スモーキーな白州とミントの香りがすごく合う。
が、お菓子とは、・・・・・。個人的には、合いませんでした。
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さらに、響17年のハーフロックと「銀座文明堂さんの五三カステラ」。
響17年の持っている重厚なコクと、甘さにこの高価なカステラの甘みとの組み合わせか。
このカステラには、英国のハチミツを使用しているとか。
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次は、サントリーウイスキーと言えば、The オールドのハーフロックと「かわみちやさんのそばボーロ」。
藤井先生は、Theオールドをお作りになった方。で、このウイスキーを「甘いな」って言って欲しい、とおっしゃった。
★The オールドの持つ麦芽の甘さとそばボーロの素朴な甘さの絶妙さが、心地よい。
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最後に、角瓶のソーダー割りと「王様堂さんのぬれせんべい」。
ぬれせんべいのもちもち感、しょうゆの味とソーダ割りとの相性がすごく良いのには、驚かされた。

いやぁ~、最初は、どうなるかと思ったが、大変面白かったし、まあめったなことでは、食べることが出来ない上等なお菓子もいただけたし、及び意外な発見もあり、収穫は、多かった。 お隣のご夫妻とも仲良くなれたし・・・。良かった。

最後に、この場を拝借して、このイベントへお誘い下さったサントリーさんのH女史に感謝を申し上げます。 どうもありがとうございます。
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by kintokijp | 2007-12-03 19:51 | イベント | Trackback | Comments(0)