『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2007年 11月 27日

” The Scottish Whisky Distilleries ” の著者にお会いした

読書の「秋」も終わりですね。
以前から、ご紹介させていただきたかった本がありました。 その著者と日曜日の「ウイスキーフェスティバル」で、お会いすることができました。 その名は、ウイスキーの本場、英国でも、有名な女性、ウド・ミサコ女史です。 

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             女史の著作を前にして(女史の写真は、なかなかありません、貴重です)

かねてより、松本のバーを経営されていらっしゃる『摩幌美』さんから、「ウドさんが、来日された際には、ご紹介しますよ」、とありがたくも声を掛けて下さった。 それが、実現したのである。
嬉しくもあり、大変ありがたかった。

とても、若々しく、かなりパワフルな可愛い印象の方でいらっしゃいます。元日本人、今英国人。

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・この著者の本を手にしたのは、今年の2月であった。 手にし、前書きを読み、広げた途端、すごい感激と、ショックを受けた。 なぜならば、これは、読み物ではなく、ウイスキー愛好家のための詳細な記録、資料であるからである。 ( ウド女史曰く、 「この本は、読み物でないの、だからどこから読んでいただいても、いいのよ」 と )

これの前のペーパーブックとも言うべき、本は、ウド氏が、2005年であっただろうか、約300部くらいを出されたそうで、それがあっと言う間に無くなり、再度、出版要望が強く今回の出版となったしだいである。昨年の暮れに出版された。 今回は、ハードカバーの本である。

何しろ、610ページもの大著であり、スコットランドに限られている。
蒸溜所の所在地、電話番号は、もちろんのこと、見学時間や所有者の変遷、蒸溜所の設立年月日、ウイスキーのスモーク度、粉砕機の種類、マシュタンの種類、大きさ、スチルの形状、大きさ、今までの製品リストなどなど、もう資料そのものなのである。 今、稼働中の蒸溜所は、もちろんのこと、閉鎖された蒸溜所の記述もある。スコットランドのどこでウイスキーを求めたらよいか、どこで、ウイスキーを飲んだらよいか、まで記述されている。

先ほど、私を女史にご紹介いただいた、『摩幌美』さんのご主人は、 「 古い息遣いが漂う蔵人たちの夢の跡 」 と題したいわゆる、閉鎖された蒸溜所の跡地を毎年、数回スコットランドを訪れては、我々に紹介して下さっているのだが、これが、大変な作業であることは、誰の目にもあきらかなことである。ウド女史にもっと早くお会いできていれば、この困難な作業は、はるかに捗っていたと思われる。 この点を含めても、この本は、非常に価値のあるものであり、英国人すら尊敬して止まない本である。

この本には、たくさんの方の協力でなっていて、その「摩幌美」さんもそのお一人でいらっしゃる。

ちなみに、この本、英国でも残り僅かだそうである。
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by kintokijp | 2007-11-27 18:45 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(2)
2007年 11月 23日

今、『話題のウイスキー』 到着!!

昨日(11月22日)に、  国内で 『話題となっているウイスキー』 がニッカさんより無事に到着した。

そう、『カフェモルト12年』 と 『余市1987年』 である。

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以前、ニッカさんよりアナウンスがあった際に 『カフェモルト12年』 については、書いたので、そちらもご参照いただければ幸いにと思う。

いやぁ、実際に箱を開けてみると、衣装がなかなか素敵である。 円筒の紙製の箱に入っている。 まるで、便りを待ち焦がれていた人にこの 『カフェモルト12年』 が届きました、と言う感じなのである。 そう、大事なものを封筒に入れて、届けられたかのようなのである。 箱には、切手のような絵が印刷されているし、大きい封筒にあるような、糸とそれをからげるための紙製の丸い糸巻きが箱の上蓋部と胴部に付いている。 円筒の箱の色も、薄茶の封筒のような感じだ。

外側の衣装にして、そうだから、中に入っているボトルの衣装も素敵だ。

これを書いていて次第に楽しみが増してきた。この続きは、また。
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by kintokijp | 2007-11-23 21:34 | Trackback | Comments(5)
2007年 11月 21日

”THE Whisky World  vol.13”

”THE Whisky World  vol.13” が、自宅へ到着してより少しばかり時間が経ってしまった。

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まず、特集は、「六本木逍遥 六本木&西麻布Bar巡り」 と言うタイトルで始まっている。
雑誌のページを開くと、六本木ヒルズの建物の威容がデ~ンと目に飛び込んでくる。 Barや飲食店などの紹介。

つぎに、「グレンモーレンジの故郷  テインを征く」。 みなさんご存知のように今年8月にグレンモーレンジが大幅な意匠のデザインの変更した。 そして、中身も変わった。 その辺りのことを現地を訪れた土屋編集長の説明が、グレンモーレンジファンならずとも興味を引くことであろう。

さらに、今回の「スペシャルインタビュー」は、メーカーズマーク社の社長のビル・サミュエルズ・ジュニア氏である。

つぎに、「20歳の、余市」と題し、先日15日よりニッカさんより ヴィンテージシングルモルト「余市1987年」が発売された。 そのものについて、久光チーフブレンダー氏との対談での様子をまとめて報告されている。 さらに、11月19日に発売された「カフェモルト12年」についても触れられている。

「熟成ウイスキーを飲み比べる」においては、「ダルモア40年」、「ダルモア1973年、「ホワイトマッカイ40年」と、先ごろ話題になった長期熟成のウイスキーのテイスティング報告は、興味のあるところであろう。

「ウイスキーと競馬の夕べ」と題し、競馬場でのウイスキーの愉しみ方を照会している。

” The Tasting ” では、いつものように新しく出た話題性のあるウイスキー18点のテイスティングレポート。

「ウイスキー人物列伝」は、今回、トーマス・ブレイク・グラバーを取り上げている。 すなわち、
長崎にある有名な 「 グラーバー邸 」 を建てた人、その人のことである。

今回の「ショップ」は、六本木の 「信濃屋」 さんを紹介している。

「コレクター」 は、ミニュチュアボトルの収集家でいらっしゃる中居氏を紹介している。

本の紹介、新製品の紹介、失われた蒸溜所などなど、今回も読み応えのある内容となっている。

今宵も、右手のグラスでウイスキーを飲みながら、左手でこのページをめくりながら読めば、爽快な朝を迎えられること請け合いであろう。
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by kintokijp | 2007-11-21 18:56 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(0)
2007年 11月 14日

SMWS 33.62

10月24日の午後にソサイティー(SMWS)から緊急注文のメールが入った。

33.62の再入荷で、数が僅か、だとのこと。 ゆっくり考える時間が無い。 

ヒントは、これだけ。

シェリーゴーダ樽で熟成、7年だとのこと。

懐具合から行けば、考えたいところ。 だが、『アードベック』 のものと言う蒸溜所名に心がぐんぐん引き寄せられる。 迷った時間は、30分。 2本購入!のメールを入れた。 
だって、恐らく、直に「売り切れました」と言う返事が返ってくるのは、目に見えたので・・・。

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11月2日に開ける。

シェリーカスクで熟成させたためであろう、色は、美味しそう。

写真の右下に ”  Unique Perfection ” と。 珍しい仕上げ、と理解したが。 何が珍しいのか? ゴーダ樽と言う大きめの樽で熟成させたことなのだろうか? 疑問は、残るが、そんなことは、どうでもいい。 美味けりゃO.K.

トップノートは、硝煙の匂い。 コールタールの匂い。その中から甘い匂い。 いいぞ、いいぞ!
OBのボトルからみれば、少々きついところを感じるが、納得! 口に含むと甘さと煙が広がる。
鼻腔に香りが抜ける、この感じが良い!!

シェリーカスクとピーティーな感じとは、見事にマッチングしている例は、『ラフロイグ10年カスク』があるが、それと比べては、いけない。 なにしろ、それは、バッテッドカスクで、見事なまでにブレンダーの腕のみせどころとして、作られているのに対し、このSMWSは、カスクストレングスなのだから、自然のなせる技であることを考えれば、「まあ、いいじゃな~い」 と言えると思うのだが、如何なものであろうか。

ともあれ、お値段のことを考えたら、満足、満足。  
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by kintokijp | 2007-11-14 14:32 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)
2007年 11月 05日

『竹鶴』 テイスティング会

11月2日(金)、午後7時より、我が家で、ときどき来ていただく友人2人との計3人で、ニッカさんの 『 竹鶴 』 をテーマに愉しむこととした。

今時、そう珍しくもないが、『 竹鶴 』 の垂直展開を試みた。 

それも、全て、この日、その場で開封すること自体は、そうどこでもあることではなかろうか、と思うのだが、如何なものだろうか。

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・ 12年  660ml  40%

・ 17年  700ml  43%

・ 21年  700ml  43%

・ 35年  750ml  43% (2006年発売)
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・ 12年
 バニラ香がします。 アルコールの「つん」、とした感じもします。 樽香も感じます。 加水すると、安っぽい香水の香りがしますが、嫌な香りではありませんよ。 お値段を考えたら、すごいウイスキーだと思います。

・ 17年
 バニラ香を感じます。 12年に比べたら、アルコールの「つん」とした感じは、柔らかく感じます。 12年の延長だと言う感じが、はっきりします。

・ 21年
 すごく美味しい香りです。 オレンジ様の香りも感じます。 蜂蜜の香り。フルーツ様の感じもします。 バニラアイスです。 ビターチョコの感じもします。 何たって、「ワールド・ウイスキー・アワード」(WWA)でピュアモルト部門のチャンピオンとなったウイスキーですから、実力のほどが伺えます。 加水すると、ピーチ、ピーチの香りを感じます。そう、あの西ハイランドのオーバンを思い出しました。

・ 35年
 これは、栓を開けた段階で、すごく素晴らしい香りが部屋じゅうに広がりました。
 並みのウイスキーの香りではありません。 上3本も素晴らしいウイスキーですが、これは、もう別物と言う感じです。 美味しい、極上のフルーツケーキです。 しかも、複雑な香り。加水せず、ニートでいただくべきウイスキーだと思います。 蜂蜜の香り。重たくどっしりとした重厚なフルーツケーキ(ダークフルーツケーキか?)。 オレンジの香り、バニラ香もします。 樽香も。 ビターチョコの香りです。 ああ複雑! しかも、美味い香りいっぱいです。 
じゅっくりと時間を掛けて味わうべきウイスキーだと思います。 今度買うことができるのいつかな??

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奥側が、ボトルからそのまま注いだもの。 手前は、加水したもの。
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by kintokijp | 2007-11-05 15:49 | ウイスキー | Trackback | Comments(8)