『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2007年 10月 23日

読書の 『 秋 』

もう既に、発売されてから1月以上になるだろうか。
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サントリー「クォータリー」vol.84をご紹介させていただく。

この秋号の特集は、「香りと味の創造 ブレンデッドウイスキー」であった。
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「シングルモルトが自然と風土のつくり出す『個性』であるならば、人間の知恵と技の結晶がブレンデッドウイスキー。」との文章で始まり、サントリーさんのチーフブレンダーでいらっしゃる輿水氏と関西フィルさんの主席指揮者でいらっしゃる藤岡氏と、サントリーさんのブレンデッドウイスキーのフラッグシップと言える 『 響 』 の30年、21年、17年を味わいながらの対談で、特集の幕が開かれている。

次が、「ブレンダー、森へ行く『ドングリと100万本の花』、「グレーンウイスキーが紡ぐ未来」、茂木健一郎氏の「ウイスキー随想」と興味あるコンテンツが続く。 そして「ウイスキーヒストリー」と言うサントリーさんのウイスキーの歴史がコンデンスされた記事で特集は終わっている。

後のページは、連載物。その中に私の好きな「キムのアテ」があり、今回は、「ヤキニク」。それは、簡単でしかも美味そうだ。

ウイスキーファンには、この秋の夜長の読み物として、このサントリー「クォータリー」vol.84
をお勧めしたい。
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by kintokijp | 2007-10-23 11:09 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(0)
2007年 10月 21日

『角瓶』 が古希を迎えた

もう、みなさんも既にご存知かと思いますが、2007年10月8日にサントリーさんの 『角瓶』 がこの世に出てから70年を迎えた。 つまり、人間に例えると「古希」なのだ。

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写真右が 現行の一つ前のもの、 左が 65周年に出た 復刻版(昭和20年代に出たものをボトルデザイン、ウイスキーの香味をも復刻) 、ちなみに現行品のラベルには、『角瓶』の誕生年の数字が印刷されている

私だって、珍しいウイスキー、高価なウイスキーばかりをいただくわけではない。 むしろ、普段は、こう言った広く親しまれているウイスキーをいただいているのが恒である。

戦前のサントリーさんの、いや国産ウイスキーにおいての最高傑作は、何と言っても、この『角瓶』であると個人的には、断じて疑いのないところであると思っている。 何しろ、『オールド』が出るまでは、サントリーさんの最高級ブランドであったのだから。 さらに、その証に、今でも多くのウイスキーファンに愛され続けられているのではなかろうか。

今でこそ、簡単に買うことのできる『角瓶』ではあるが、つい30年~40年前までは、高値の花であり、ウイスキー好きにとっては、早く『角瓶』がいつでも飲めるようになりたいとものだ、と思ったブランド品であった。 そして、ウイスキーに級別の品質規格(酒税法)があったころ、何と言ってもこの『角瓶』は、特級であったのだ。

さて、『角瓶』と言うネーミングであるが、最初から『角瓶』と言われていたのであろうか。
ご存知のようにラベルには、どこにも『角瓶』と言う文字は無い。 サントリーさんによれば、ラベルに一度も表示されたことは、無いそうだ。 だが、いつしからか亀甲紋の四角いボトルの形状から『角瓶』と呼ばれ親しまれて来たようだ。 
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少ない手許資料からの私の推測では、発売当時、ひょっとしてこれ以上のウイスキーは、世に出ないだろう、と故信治郎翁は、考えて敢えて名前を付けなかったか、用意をしていなかったのではないのだろうか。そして、世間さんが、具合の良い名前を付けて下さったので、敢えてそれに異を唱えなかったのではないか、と思うのであるのだが、如何なものであろうか。
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                       初代マスターブレンダー鳥井信治郎翁のサイン

つまり、『角瓶』と言うネーミングは、世間さんのお陰によって名付けられたものであると、推測させてもらったのだが・・・。 ともあれ、その通称ネーミングは、とてつもないブランドとなって現在に至っている。

1923年に日本で、最初にサントリーさんが、山崎の地でウイスキーを造り始めた(蒸留開始は、翌年になるのだが)。そして、1929年にご存知『白札』(今の「ホワイト」)を世に問うた。
これから、改良に改良を重ねた末、1937年についに初代マスターブレンダーである鳥井信治郎翁が、『角瓶』を完成させた。 以来『角瓶』の基本は壊さずに少しずつ改良し現在の『角瓶』となっている。

この『角瓶』、ニートでも、水で割っても、ロックでも、炭酸水で割っても、つまりどのようにしても、とにかく飲み方にも合う、飲み手に合わせているのか判らないが、誠に素晴らしく具合のよいことは、みなさんもご承知のところであろう。

『角瓶』古希を迎え おめでとう。 これからも末永く愛飲されて欲しいと思います。

今宵は、この『角瓶』の誕生のころを想像しながら、及び『角瓶』の明るい未来を予想しながらいただくことにしようか。

参考文献
・「角瓶65年、はるか旅」(「角瓶」復刻版添付の小冊子)2002年
 同様の内容がホームページにあります。
・「やってみなはれ」(邦光史郎)1991年
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by kintokijp | 2007-10-21 11:03 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)
2007年 10月 12日

ビッグニュース! "Single cofey malt 12 years "

今日10月12日、衝撃的なアナウンスが流れた。

 なんと、ついに ニッカさん から 待望の 「カフェモルト」 の発売というアナウンスで、商品名が、 "Single cofey malt 12 years " と言うことで、国内では、11月22日よりインターネット販売されると言うのだ。 もちろん海外でも、発売されるそうである。
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たくさんのウイスキーファンが、ニッカさんに世に出して欲しいとお願いされたと思う。 この私も、その一人で、事ある毎に相談役さん、佐藤先生、杉本先生、久光先生をはじめ営業の方々に「カフェモルト」を世に出して下さい、とお願いをさせていただいた。 時には、出して下さらないのか、と思った時もあったが、根気よくお願いさせていただいた。 今日は、その甲斐があった、としみじみホームページを拝見し思った。

そのような訳で、関係者ではないのであるが、この製品を世に出すために一緒になって企画させていただいた気分になった。 恐らくこのような気分でいらっしゃる方は、私だけでないと思う。 そのようなウイスキーなのである。

世界でも稀なカフェ式蒸留器によるグレーンウイスキーもすごいが、麦芽を原料としたウイスキーであることが、とても貴重で重要なことなのである。

今年の、製品における重要なニュースであり、ウイスキーの歴史の中に記されるべき出来事であると確信する。

・蒸溜 カフェ式連続蒸留器
・酒齢 12年
・原料 モルト(麦芽)
・度数 55%
・容量 700ml
・値段 8400円

ああ、早くテイスティングしたい!!

 ニッカさん、そして、この販売企画に関わった方々に深く、深く感謝申し上げます。

 どうもありがとうございます。
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by kintokijp | 2007-10-12 18:18 | その他 | Trackback | Comments(9)
2007年 10月 09日

「スコッチ通信」 No.32

 もう、先月も話しになります。(旬じゃなくてゴメンなさい)

「スコッチ通信-No.32」 が到着してから、早一月になろうとしている。

★ 蒸溜所探訪記は、ウエールズ地方の 「ペンデーリン蒸溜所」 が取り上げられている。

★ 次ページの 「テイスティングレポート」 は、ブレンデッドウイスキーを取り上げている。 いつもは、シングルモルトやシングルカスクなので、非常に興味深い。

取り上げられたウイスキーは、

・ロイヤルハウスホールド1707 アニバーサリーブレンド 
・オールドパー30年
・ホワイト&マッカイ30年
・響30年
・竹鶴21年

と、まあ、ゴージャスで、今話題のなボトルばかりである。

★ スコッチ文化研究所定期セミナーでは、「ラムについて」 のセミナーでも模様が記述されている。 これは、私も参加させていただいた。

★さらに 私のウイスキーの師たちである方が 「メンバーズレポート」 に グレンガイル蒸溜所3周年記念パーティーへ招かれた際の様子やベンリアック蒸溜所でのウイスキー造りの様子をお書きになっている。

★ 初めてのウイスキー「プロフェッショナル試験」の結果について講評されている。

そして、最後が 「支部だより」 と今回も読み応えある内容となっている。

★ 同封されてきた中には、「余市蒸溜所見学ツアー」 や 「第一回ウイスキーフェスティバル」 の案内があった。

確か、スコ文研の会員でない方も、この冊子が有料で買えたと思う。 ご興味のある方は、是非どうぞ。  お問い合わせは、Tel 03-5789-2690 へ
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by kintokijp | 2007-10-09 18:46 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(0)