『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

whiskies.exblog.jp
ブログトップ

<   2006年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧


2006年 11月 30日

『ウイスキースタイル』

 先日東京へ出張の際、本屋へ立ち寄ったら、『ウイスキースタイル』  (”WHISK STYLE”) と言うタイトルの丁度、雑誌大の大きさの本が棚に積み重なっていたので、購入した。 日本経済新聞社編 で、1500円也。
 160ページ。11月15日発行。

どうやら、この本、現在のシングルモルトブームで出された本のようである。 そして、この本を通して、「ウイスキー」に興味を持って欲しい、との願いのようである。

・違いを求める大人たち

・ウイスキーを語る虎の巻き

・通の薀蓄・隠しワザ

・ミステリー作家のつくるミステリアスなウイスキー「謎」

・スコッチウイスキー故郷紀行

・日本のウイスキーの源流を訪ねて

・こだわりの呑み方・楽しみ方

・「大人を誘う」バーへの招待

・日本で飲める世界のウイスキーカタログ700

と、以上のような形で、すごくコンデンスしてある。

「スコッチウイスキー故郷紀行」の中で、なぜ、ローランド、キャンベルタウンの蒸溜所が取り上げられなかったのかが疑問である。さらには、ハイランドとして、グレンモーレンジを取り上げなかったのか。どのような基準をもって取り上げたのであろうか。教えて欲しい。

どのような基準で、「バーガイド70」のバーを取り上げたのであろうか。

「日本で飲める世界のウイスキーカタログ700」で、ゴードン&マクファイルの我々お馴染みの40%のシリーズのものの掲載が、なぜ無いのだろうか。

ここまで、コンデンスした本であるのならば、「シングルカスク」 のことに触れて欲しかった。

私には、この本のボリュームで、いろいろなものを一杯詰め過ぎたのではないだろうか、と思った。 それを裏返すと、ウイスキーには、これだけのものがあるのですよ、と示していることと読ませてもらった。 一般の読者さんは、どうお感じになられたのだろうか。

d0041872_2011517.jpg

[PR]

by kintokijp | 2006-11-30 20:01 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(3)
2006年 11月 29日

今宵は、『ローヤル12年』

 今宵(2006.11.28)は、友人からいただいたサントリーさんの 『ローヤル12年』 を水割りで、いただく。

 これと併せて、何ぞあては、無いものかと冷蔵庫を覗く。目に入ったのが、「デンマークブルー」と言うちと臭いのきついブールーチーズとがちがちの「サケトバ」。

 これは、ミスマッチと思いつつも手を伸ばす。チーズは、切って皿に載せる。
d0041872_902539.jpg

 やはり、思った通り、ミスマッチもはなはだしい。が、チーズをフォークで少しづつ舌に載せ、上あごでつぶし、その後から『ローヤル』の水割を流し込む。チーズのピリピリした舌の感じに、『ローヤル』の甘さがピリピリ感をなぞる。良い相性とは、言い難いのだが、なんとなく「癖」になる味が舌に残るのだ。不思議な感じだ。

一方、「サケトバ」、これは、ぜんぜん、だめでした。

 ところで、この『ローヤル12年』、現在では、兄弟の『ローヤル15年』があるが、その昔は、『ローヤル』と呼ばれていた。『ローヤル』は、創業者であり、初代マスターブレンダーでもあった故鳥井信治郎翁が、最後に完成させたブレンデッドウイスキーである。当時のサントリーさんの、国内での最高のウイスキーであった。(ここまでは、大概の方がご存知の部分)

 では、なぜ『ローヤル』(ROYAL)と名前になったのか?
この『ローヤル』のレシピは、宮家専用の特製ウイスキーだった、と言われている。そのレシピのものをサントリーさんが、創業60周年を記念して、昭和36年(1961年)製品化され我々の口に入るようになった、とのことである。

 私には、この『ローヤル』の延長上に一連の『響』のシリーズが誕生したように思うのですが、如何でしょうか。

 故信治郎翁が、どのような想いでこの『ローヤル』を作り上げたのか、と言う想いに馳せいただいてみた。

 みなさんには、どんな『ローヤル』の思い出があるのでしょうか。
[PR]

by kintokijp | 2006-11-29 09:01 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)
2006年 11月 27日

”MALT WHISKY YEARBOOK 2007”

今年も、 “MALT WHISKY YEARBOOK 2007” が英国の MagDigMedia から先月の終わり頃出版された。早速購入して、読んでいるところである。

この本の良いところは、蒸留所毎の歴史において、近年においては、特徴あるボトルの記録が掲載されている点が善いと思う。蒸留所毎の記述においても、最近どのようなものが出されているか、と言う記述があるので、助かる。

今年も、日本の蒸留所の記述は、我がウイスキーの師匠の山岡さんとスミッソンさんが担当されている。

昨年同様12ページに渡っている。その年、その年の蒸留所の特筆すべきことや、新しいものを記述する必要があるのではなかろうか、と思うので、それらをコンパクトにまとめ記事にすることは、なかなか大変なことであろうと思われる。日本の担当のお二人に感謝申し上げたい。

今、私は、昨年から購入したので、昨年のものと、今年のものと両方を並べて読みたい箇所を読んでいる。ファンであれば、持っていて良い本ではなかろうか。1冊が、3000円位。

d0041872_816332.jpg

[PR]

by kintokijp | 2006-11-27 08:24 | 本 及び 印刷物 | Trackback | Comments(0)
2006年 11月 17日

開栓から半年

 11月15日(水)、4月30日に取り上げさせてもらったブログの 『すごい!ジャパニーズウイスキー』 のウイスキーの中のニッカさんの70周年を記念し、4本セットで販売されたウイスキーのその後のお話である。

 その日は、『宮城峡12年』をいただくことにした。 どうしても、開栓直後は、アルコールが鼻に多少つく。が、日が経つうちにどんどん、良くなって来た。で、夏を過ぎ、秋の声を聞き、どのようになっているか、いただいた。美味い。

私の頭の中は、『宮城峡12年』にしても、『余市12年』にしても、ニュアンスが違うものの、まるで「美味しいジャムのよう」と言う言葉になってしまっている。

この日は、何のチーズだか忘れてしまったが、まずは、ハードタイプのチーズでいただいた。いいですね。

d0041872_201627.jpg


お次は、トルコ産の干しいちじく。私は、大好きである。よくワインと併せてお飲みなる方がおいでだが、私は、ウイスキーと併せていただくことが多い。これまた、良し。いちじくの方がより合うだろうか。
d0041872_2013924.jpg


とにかく、ややピーティーさを感じながら、いろいろなフルーツが凝縮した感じ。愚息は、「どくだみ」のニュアンスを嗅ぎ取っている。私には、「どくだみ」のニュアンスが判らない。

ともかく、美味いのである。 あ~、もうワンセット購入しておくんだった、と後悔しきり。
[PR]

by kintokijp | 2006-11-17 20:04 | ウイスキー | Trackback | Comments(6)
2006年 11月 06日

11月9日NHK総合放送の楽しみな番組

 もう、既にご存知の方も多いことであろう。 NHK総合放送で、11月9日(木)の午後10時から午後10時44分に渡って、 『プロフェッショナル(仕事の流儀)』 なる番組にサントリーさんのチーフブレンダーでいらっしゃる輿水先生が出演される。

 先日(11月4日)輿水先生から、11月9日にNHKの『プロフェッショナル』で、私のことが取り上げられるからよかったら観て下さい、と言う内容の丁寧なメールを頂戴した。

 早速、私が世界中に発信させてもらっている「あしがらの風」に乗せて吹いてみた。

 この番組は、恥ずかしい話だが、知らなかった。何しろテレビとは、縁の無い生活を送っているからである。 テレビは、愚息たちに乗っ取られて久しい。 当日、見せてくれるだろうか、はなはだ不安である。

 先生がおっしゃるには、3ヶ月もの長期取材だったそうである。恐らく仕事にも差し支えたのではなかろうかと拝察したしだいである。

 それにも関わらず、取材を許可されたのは、ウイスキーを作る重要な作り手の日常の姿というものは、私たちウイスキーファンにも判らないわけで、ましてや一般の方たちにとっても、どこでどのような決定をし、世に出ているのかを広く知っていただくことにより、そして、現在の日本のウイスキーのレベルの高さがどのような仕事から生まれているのか、ということも知っていただくことの二点からウイスキーへの関心を高めてもらう。 それが、ひいては現在しぼんでいる市場に活気を与えれば、という想いも、あるのではないだろうかと推察した次第である。

くどくなって申し訳ないが、ウイスキーファンでもブレンダーと言う仕事を拝見する機会は、まずないのであるから、この番組には興味深いものがある。

ウイスキーファンならずとも、是非観ていただきたいと思う。
[PR]

by kintokijp | 2006-11-06 17:20 | その他 | Trackback | Comments(2)