『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2006年 09月 02日

『ハイランドパーク・セミナー』

 ご無沙汰しました。書き込む元気が無いのと夏ですので、ビールを飲んだこともあるのでしょうか。とにかく、書き込む気力がありませんでした。楽しみになさっていらっしゃった方へ、「ゴメンナサイ」です。少し、書き込むペースが落ちるかもしれませんが、どうか温かくお見守り下さいますようお願い申し上げます。

 久々のスコ文研のセミナーへ行ってきました。定員150名だとか。場所は、ホテルオークラでした。とにかく大きいホテルですので、迷いました。田舎もんですので。

 土屋先生の解説です。ハイランドパークは、エドリントングループの蒸溜所でありまして・・・、と、言う解説から始まりました。土屋先生は、このところハイランドパーク蒸溜所を何度も訪れたことにより、今まで知らなかった蒸溜所の立地、すなわち地理的、歴史的なことを知ることにより、何故ハイランドパークが現在のような素晴らしいウイスキーを出しているのかという話をされました。

 この地は、ケルトというより、古くは、バイキングが海外へ出向くための補給基地的存在の島であったこと。1468年にスコットランド王家に島の所有が移ったこと。このような歴史のある島で、後にウイスキーの製造が始まったこと。

 肝心のウイスキーのお話では、仕込み水は、硬水であること。現在でも全てではないが、フロアモルティングをしていること。ピートは、アイラ島のものとは、異なり、もろくぼろぼろし易い若いピートであること。モルトの内8割は、ノンピートであること。2割のモルトが、45PPMのヘビーピート。23棟の倉庫に約40000樽貯蔵されているとのこと。

  ピートがある意味独特なのである。250万坪にもなるピート採掘場を持っている。その地表から浅井順に「フォギー」、「ヤフィー」、「モス」とそれぞれピートの状態が異なる。これらの各層のピートを独特の割合で混ぜてモルトの乾燥に使用すると言うのだ。

 お話とスライドで、1時間以上もかかたでしょうか。

 そして、テイスティング。
先ず、『12年』
これは、どんな飲み方をしても崩れないウイスキーであるとのこと。暑いときには、ソーダーで割ったり、水で割ったりしても美味い、と言う。(私もそう思う)

次に、『18年』
ストレートで味わっていただきたい、と言うことだそうである。昼間から飲めるウイスキー!

お次に『25年』
デザートとして飲んで欲しい、のだそうだ。

さらに、『30年』
限定品としてではないところが、すごい! いろいろな意味で「言うことの無いウイスキー」である。

最後に、 『1977年』
1998年にハイランドパーク200周年記念で出したウイスキー。昔のハイランドパークを目標とした、とか。

こうやって、同じ蒸溜所のものを垂直展開すると、いいですね。いくらなんでも自宅ではなかなかできませんから。いいとこ12年、18年、25年までぐらいしか開けることができませんからね。

とにかく、『30年』 と 『1977年』は、美味かったです。おかわりしたかったです。
『25年』 と 『30年』の違いがすごく開きがあるように感じたのは、私だけではあるまい。
『30年』 は、ゆったりと時間をかけて楽しみたいウイスキーとの印象を受けた。

お土産は、旧ボトルデザインの12年のミニチュアと、ハイランドパークのショットグラス6つ。(拡販用か)。そして、何より重要なものは、このセミナーのために土屋先生が書き下ろされた「ハイランドパーク大全」と言う14ページのA4版になる冊子もいただけた。残念ながら、私は、セミナ-申込先着50名であったが、肝心のハガキを忘れたので、ミニチュアボトル6本をいただけ損ねてしまった。

このセミナーに参加してより 『30年』 を手に入れたい欲求が高まってきた。
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by kintokijp | 2006-09-02 18:05 | イベント | Trackback | Comments(2)