『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

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2005年 10月 13日 ( 1 )


2005年 10月 13日

ウイスキーの香味の要素の『水』

 ウイスキーの香味の要素のうちの一つである『水』のお話をしてみる。

 『水』もすごく重要な要素であることは、もみなさん方も、ご存知であろう。

 最近、その『水』に再び関心を持ち始めた。

 サントリーさんでは、かつて『山崎の水』と、『白州の水』を研究所の蒸留器を使って、同一条件で蒸留をされたそうである。で、出来たウイスキーの香味は、みごとに異なった、と言うことである。『山崎の水』から作ったウイスキーには、どっしりとした風味が生まれ、『白州の水』から作ったウイスキーには、白州特有の爽やかな香りが生まれた、と言うのである。(山田健著、シングルモルト蒸留紀行、たる出版より)

 ということは、ウイスキーは、蒸留所ごとに使用している『水』が、異なるから、他のものを同一条件で製造したとしても、香味が異なることになる。日本酒でも、使用する『水』を製造の第一条件としている所は多いい。(ちなみに、大昔私も灘の清酒メーカーに勤務していたことがある)

 科学的に見ても、取水する場所が、異なれば、『水』の硬度は、異なる。硬度とは、水の中のアルカリ土類金属量をCaOまたはCaOO3で示したものである。

 ・ <3  軟水
 ・ 3~6 中程度の軟水
 ・ 6~8 軽度の硬水
 ・ 8~14中程度の硬水
 ・14~20硬水
 ・ >20 高度の硬水   (灘の酒用語集より)

 とにかく、柔らかい『水』であろうと、硬い『水』であろうと、おいしい『水』を使う必要があるわけであるが、おいしい『水』とおいしいウイスキーとの関係についての解明は、まだ完全には、なされていないようである。

 むしろ、完全に解明されない方が夢があって善いと思うのだが・・・。
 
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by kintokijp | 2005-10-13 23:12 | ウイスキー | Trackback | Comments(6)