今日は、ここにかつて掲載した「アクアヴィティ」が空かったので、一本開けることとした。
それが、
”GLENROTHES 1987”である。これを書いてから開けることとする。
ゲレンロセスは、日本では、メジャーなウイスキーとは、言いがたいであろうが、このところ輸入業者さんが頑張って試飲会などされている。
現在この蒸留所は、エドリントン・グループの所有のようだ。スペイサイドは、ローゼス地区を代表するウイスキーである。ブレンダーたちの間では、非常に評価の高いウイスキーだそうである。カティーサークやフェイマスグラウスなどのメインモルトでもある。
ここのオフィッシャルのシングルモルトは、写真のように独特のデザインのボトルに入っている。しかも、ヴィンテージなのだ。
同じロットのものかどうかは判らぬが、モルトウイスキー・コンパニオンの第4版にも1987年のものが掲載されている。
以下引用してみる。
色:ゴールド、ブロンズがかっている。
香り:ドライなスパイシーさ。しっかり一体化されたアロマの奥深さ。非常にデリケートで、かすかなピート香。
ボディ:シルクのよう。少し粘着性がでてくる。
味:カンゾウ。層になっているトフィーっぽい麦芽、最初はかみごたえがあり、しばらくの間、歯ごたえがあり、やがてシロップのよう。
フィニッシュ:ソフト、スパイシーさ。ほこりっぽい。かすかに粉砂糖。しかし最後はスムースなドライ風味。とある。点数は81点。
4年~5年前に購入したものである。
私は、このボトルデザインが気に入っている。
さあ、書いたから、開けて飲みます。