「缶詰とウイスキー」との関係は、ある時まで考えたことが無かった。が、サントリーさんが出されている
「サントリークォータリー73号」(2003年秋号)の特集で目が開いた思いをした。
缶詰と言う食品は、そのままでは、主役や脇役にはならないと考えていたからである。ましてやこの中の文章に「缶詰はカナシイ。単身者が缶切りコキコキ反復運動させながら指先を切らないようにオソルオソル蓋を開ける風情には、哀愁がまとわりついている」との書き出しにもあるような印象を私だけでなく持っていらっしゃる方は多いのではなかろうか。
ところがである、ここに出てくる、缶詰をそのまま肴として出しているBarには、そのようなことを微塵にも感じさせないばかりか、むしろ堂々として元気がいいのだ。
さらに、この中に缶詰を使用した簡単なレシピが9品も載っている。かくして、直ぐに私も缶詰を幾らか買い込んだ。
こうして、この雑誌の特集をきっかけとして、ウイスキーと缶詰の良い関係ができた。
何しろ今では、缶詰は¥100からあるのだから、そのままでも良いし、尚手を加えれば、さらに良しである。
皆さんも是非お試しを!!