『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

whiskies.exblog.jp
ブログトップ
2016年 09月 19日

The comming of Whisky season! " Grand Old Parr 12Y "

九月に入り、早や秋の彼岸に突入しました。

いよいよ、ウイスキーシズン突入、と思われる時季到来ですね。

最近、ブレンデッドウイスキーに心が傾いてきました。

で、今日は、常備しているものの一つ、 「 オールドパー 12年 」 (Grand Old Parr 12Y ) についてお話させていただきます。
d0041872_1023958.jpg

もう、これは、皆さん、ご存知のブレンデッドを代表するスコッチの銘柄の一つですね。 ウイスキーをご存知ない方でも、「オールドパー」の名前は、しっていらっしゃるでしょう。そんなポピュラーなウイスキーです。

この「オールドパー」が誕生したのは、19世紀鋼板と言われています。 スコットランド出身のジェームズ、サミュエルの兄弟が作ったグリンリースブラザーズ社が世に広めたと言われています。 その後、アレクサンダーマクドナルド社と合併し、凄いことに現在に至っています。

と言うことで、現在も、製造は、マクドナルドグリンリース社であります。(ラベル表に表示されてます)
主要モルトは、クラガンモア、ゲレンデュランです。あのフルーティな香りは、クラガンモアから来ているのでしょうね。 このマクドナルドグリンリース社は、スコッチ業界の巨人であるディアジオの傘下にあります。と言うことで、販売が、あのモエヘネシーなんです。 この業界も、生き残ることで必死なんですね。 小生は、元気で飲むことで必死です・・・・。
d0041872_1024436.jpg

さて、なぜなぜ 「 オールドパー 」 と言うネームングが誕生したのか・・・、

それは、イングランドは、ウエストミットランズ地方シュルーズベリー(Shrewsbury)付近で、1483年(定かではない)頃に生まれ、1635年まで生きたと言われているトーマス・パー( Thomas Parr ) の長寿にあやかって命名されたと言われています。
d0041872_102446.jpg

ボトルの肩のラベルにも、その当時のイングランド王の時代に生きたことが記述されています。

そういういわれのあるウイスキーで、1世紀以上もの永きに渡り、世界中で愛飲されてきたわけですから、まずかろうはずがありません。 美味いんです!!

中身が入っているボトルの衣装にしても、特徴がありますね。 濃い褐色のガラス製のボトルは、ひび割れた模様のクラックルパターンのデザイン。そして、ボトル底の四隅、少し角が取れていることにお気づきだと思います。 そう、このボトル、中身が一杯入っている時、この隅でボトルを立ててみて下さい。 見事に立つのです。 つまり、「決して倒れない」と。また、「右肩上がり」を示してもいるのです。 と言うことで、日本国内では、古くからリーダーたちが縁起の良いものとだと、このウイスキーを認識して来たようです。

また、この 「 オールドパー 」 が、日本に初めて入って来たスコッチウイスキーであるとも言われています。

1873年、ヨーロッパから帰国した岩倉使節団が持ち帰ったと言うことは、つとに有名な話であり、さらに明治天皇に献上されたようです。

そのようなこともあり、先の「倒れない」、「右肩上がり」、時代の西欧化と相まって、明治以降の各階のリーダーたちが愛飲することとなったようです。

そのリーダーの中に、有名なところでは、吉田茂元首相や、田中角栄元首相が愛飲されていたことは、周知の通りです。

現在、 「 オールドパー 」は、 更にその種類を多くしております。

1989年には、スーペリアを、そして、2004年には、18年を世に出しており、私たちは、明治、大正に生まれたリーダーたちよりも、より美味い 「 オールドパー 」 を口にできる幸運に恵まれています。

と言うことで、今宵のウイスキー 「 オールドパー12年 」 をグラスに傾けながら、かつてのリダーたちが、どのような飲み方をしていたのか想像するのも面白いのではないかと思います。

参考:「ブレンデッドウイスキー大全」 土屋守 2014年
[PR]

by kintokijp | 2016-09-19 10:26 | ウイスキー | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://whiskies.exblog.jp/tb/23497993
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< Prendo il latte...      鴨のリエット >>