人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『足柄山の金太郎』の”Whisky” 日誌

whiskies.exblog.jp
ブログトップ
2005年 11月 24日

『ケンタッキー・バーボン紀行』

 今日(11月24日)、久しぶりに東京への出張。帰路、本屋に入り、目に止まったのが、『ケンタッキー・バーボン紀行』であった。この本が余に出たことは、知っていたが、なにせ、ウイスキーでも自分が判っていない「バーボンウイスキー」のことだから、ついつい買わずじまいだった。まさか、未だこの本が売っていたなんて、ラッキーだった。

 帰路の電車の中で読み始めた。眠気をもようしたが、40ページほど読んだであろうか。

 ちなみに、著者は、ウイスキーおたくではない。むしろ、素人である。しかし、「バーボン・ウイスキー」については、深い記憶というのか、思い出があり、文章は、そこから出発している。「バーボン・ウイスキー」をすごく愛していることが文章のあちこちから随所に伺え、気持ちよく読まさせていただいた。

 その書名の通りいくらアメリカン・ウイスキーのことを知らない私でさえも、私が知っているウイスキーの銘柄の蒸留所についてずいぶんと出てくる。それだけ著名な蒸留所について著者の視点からまるで自分が、その蒸留所やその付近を訪れた時の感想のように自然な感じで書かれていることがすごく気に入った。

 未だ、この本をお読みになっていらっしゃらない方は、もし、どこぞの本屋でこの本を見かけたならば、お買い求められてみては如何だろうか。例えば、スコッチとバーボンの言葉の使い方の違いもこの本の中から読み取ることができる。

 これで、少しは、バーボンのことが理解できるだろうと信じて・・・・晩秋の夜長に読む。
 
 ・ケンタッキー・バーボン紀行  東理夫著 東京書籍 @1900(消費税別途)
『ケンタッキー・バーボン紀行』_d0041872_22442154.jpg


by kintokijp | 2005-11-24 22:45 | 本 及び 印刷物


<< ”Correspondence...      ”The Famous Gro... >>