今晩(8月2日)帰宅したら、食卓に な なんと私の好物の
『鯖茶漬け』の準備が出来ているではないですか。 思わず、ニッコッリ。
これをご覧のみなさんの中には、鯖、それもその茶漬け?・・・って、胡散臭そうに思われる方がいらっしゃるかもしれません。だって、昔から「鯖の生き腐れ」って言われるくらい、足の速い魚ですからね。
でもね、生きの良い「鯖」の生って、旨いんですよ。だって、ある板前さんに「何の魚の刺身が旨いの」と尋ねたことがあり、答えが「鯖の刺身」と返ってきたことがあります。
作りかたをご説明しましょう。
材料 ゴマ鯖大1本(一本あれば、4人家族がニッコリの量です) 季節の薬味
今日は、三つ葉・・・2センチくらいの長さにきります。(小皿一杯分)
みょうが・・・これは、千切りにします。(小皿一杯分)
あさつき・・・みじん切り。(小皿一杯分)
キリゴマ・・・小皿一杯分。
そして、しょうゆとミリン
まず、生で食べることができるような鯖を選びます。目が光っているもの。
しょうゆ2に対しミリン1の割合のたれを別に作っておきます。
鯖を三枚におろします。そこへ、塩を両面に振ります。30分くらいおきます。
30分経ったところで、水でさっと洗います。鯖の表面の薄い皮を剥ぎます。つぎに、鯖の身についている骨を丁寧に刺抜きで取ります。
皮と骨を取ったら、鯖の身を薄く切ります。刺身で食べることも出来るような具合。薄く切った身をバットに並べます。
その上から、最初に作ったたれを、バットの中の鯖の身に注ぎます。ひたひたになるくらい。
そして、キリゴマをその上から降ります。たっぷりと。 30分くらいそのままにします。鯖の身にたれが馴染みます。
予め、薬味は、千切りやみじん切りにしておきます。
さあ、大ぶりのちゃわんに温かいご飯を盛ります。
その上に、鯖の身を並べます。そして、薬味を適当にあしらいます。その上に、ワサビを載せます。チューブでしたら、上にやはり乗せます。(いつもチューブですが)
最後に、熱いお湯をかけます。
おもむろにいただきます。
どうです。うまそうでしょう。これは、一昨年あるところで仕入れてきました。で、私が家族に作ったら、最初は、おっかなびっくっりしていた家族が、食べ始めたら、「旨い」と。子供などは、お代わりします。友人にも振舞いましたら、「旨いですねえ」とお世辞ぬきでした。
是非、皆さまもお試しを。但し、鮮度のいい「ゴマ鯖」をお買いもとめ下さい。
ゴマ鯖である理由があるのです。
真鯖は、脂が強すぎるのです。ゴマ鯖でも脂がありますから、ちょうど良いのです。この時期のゴマ鯖は、旨いですからね。